いわき市におけるDIYと自治体貸与線量計による家屋線量低減7

久しぶりに発表内容の動画を投稿です。なおその後、藻の顕微鏡撮影などの他、いわき市民放射能測定室にお願いして雨水、雨水懸濁液、池の活性炭フィルター、落ちてくる木槿(むくげ)の花などの測定を行っています。これはまだ発表していないので次回以降。

ナレーションは音読さんを使っています。

OpeAmp工作再開、小手調べ

ある計測器を作ろうと思うのだが、難関。しかも最近アナログ電子工作してない。というわけ+自分へのクリスマスプレゼントで定番レコードプレーヤーをかった。デジタル録音までできるなんでもついてる便利なプレーヤ。でもプリアンプはなんと30年以上前の大学の時作ったディスクリートのが充分使える。

おまけに古い愛用のカートリッジ1つ残ってる!アンプもカートリッジも古いので楽しむ。でヘッドホンアンプ製作。(006Pの東芝9V充電電池2個で動作。リチウムイオン電池は怖いので使わない。片減り警戒で電源LEDは2つ!いつものようにRCAケーブルで入力直付け。コネクタ部分でハム拾うので私の常套手段。ただプリアンプでないのでそこまでするのはまあ、習性?)

 

と講釈垂れても、定番OpeAmpで出力の強いヘッドホン駆動可能なもの利用しただけ。でも最近の偽半導体騒動で業を煮やしたTIは最終メーカーにしか良好な半導体を売らなくなってるし、そもそもDIPでないのでアマチュアには手が出せな  い。で我らが秋月のDIP基板化万歳!

ゆえに、工作は細かくなり、60過ぎたポンコツにはつらい!

特性はこれまた定番の最初のAnalog Discovery!で測る。今のはかなり高いけどこれ当時はアメリカでの学生用で3万円くらいで買えた。おまけに今はコネクタ類がおそらく中華の安くて使えるのがある。昔はアマチュアにはつらいバカ高いのしかなかった。プルーブの不安定さやショート大嫌いなんで私はコネクタ多用する。スイッチング電源のノイズ嫌ってノートパソコン、アルミお皿利用。CR発振器とシンクロからするとすごくラクチン!レンジでチン並み!わお!

特性はまず、本来の測定器用の特性みるため20kΩ2kΩのNFBにぎりぎりの2pFで確認。かなりの特性。10kHz矩形波下が出力でリンギング

ネットワークアナライザモードでのボーデ線図。上のゲインで1MHz盛り上がりや下の位相の戻りはやはり気になる。

無論ヘッドホンにこの広帯域は100害あって1利なし。位相補正10pFに。矩形波では上が出力。少し鈍る

すこぶる低雑音(  Noise: 2.8 nV/√Hz at 1 kHz, Open-Loop Gain: 136 dB だもんね!)だし、まあこのOpeAmpはヘッドホン以外に目的の回路にも使えそう。なによりオーディオ工作用に秋月さんが売ってくれているのは助かる。まあ数個は予備にかっても滅茶苦茶高いわけではないし。無論bipolar-input なので先の条件によってはFETを頭に追加して位相補正必要だが。

さてさて、OpeAmpで作っただけではアホみたいなので、LTSpiceで確認?順序逆だね。最新版がバージョンアップされたばかりなので、OPA1622のSpiceデータをTIからダウンロードして、なんとか使う。ただ無償ですごいLTSpcieだが、素子の回転や反転は最初にしないとやりにくいので、やはりこれは回路図固まってから使うシュミレータで、うん十万円(ので超貧乏なワタシにはとてもとても無理)の設計ツールではないので当たり前。

最終的な10pFの位相補正

最初にIC性能の確認を兼ねた2pFの位相補正、ボーデ線図は上が最終、下が2pFの時

まあほぼ実際の結果と一致。

 

 

 

CT 特に歯科用制限視野CTにおける高い減弱物由来の アーチファクト対策について -初期の基礎(Hough変換とRadon変換)を中心に- 

毎度毎度だが、ホームページにも歯科用CBCTでの高い減弱物によるアーチファクトが容易に消せるような喧伝が目につく。

特にデータ欠損の補間で片づくような1980年代の医科用CTで散々研究された内容の蒸し返しにもならぬ誤解を今更で、時に新規性までうたう。
現在のシーメンス他の全身用CTの大変なアルゴリズムやそもそもデータの良好な全身用CTでできることが、制限視野のFPDのCTで??。
開業医の方や、ヘンテコな要求に悩まされる専門家のために、また妙な提灯つけないようにと、警鐘を学会発表後の動画。

制限視野CT部分

なお、これは現在のnormalized MARなどの基本の前のところまでで、新規性ありません。そもそも制限視野CTではまずイロイロ困難でnormalized MARに達してないこと示しています。また全身用CT各社や大学の特許権もこの内容の先の部分ではまだまだ切れていないでしょうね。

なお学術上の解析は、オリジナルの著作権、著作者人格権という、とてもとても大事なものは侵していません。解説記事の元ネタも明記しています。前回の引用文献も。

電子工作遠隔授業

大学早めに辞めて5年以上。授業なんてもどうする?とはいうものの コロナ下での遠隔授業の手伝いはしていた。(なんとバングラディシュのダッカと国内結んでのZoomでJICA国際貢献の特別講義の黒子と通訳を2回)。今回は東京の知人の中3のお子さんの夏休みの工作の手伝い!なんと博多の学会でお父さんから頼まれた!

本人の希望は私の世代には懐かしい”大陸横断ウルトラクイズ”式の早押しクイズ用スイッチ。久々にブレッドボードで試作して見本をゆっくり作る。

無論、事前に論理回路を検証してもらうため、まずSimcirJSのサイトを教えて設計や検証を習得してもらう。なにやら東大でも授業で使っているようだ。通常は負論理設計だけと、本人が考えた正論理(ANDとOR)主体で設計検証。IC増やしたくないのでNORも止む無く。

ソフトの次は、定番のLチカ(LEDをICやトランジスタで駆動させる初歩の初歩)をまず作ってもらい、テスターの使い方覚えてもらう。(やはりテスターのヒューズは1回飛ばしたらしい。Lチカの時に起こすのは後よりかなり良い)

電子回路はソフトだけではダメで、プルアップ、プルダウンなど電源投入時やノイズ対策も必要。これは中学生が自力では無理なんで、部品通販定番のマルツさんのホームページの図使って説明。回路図は水晶堂さんの回路図エディターで書いた。3回答者と4つ目は審判用のリセット回路

この見本から、がんばって、正解回路やブザー回路もつけたらしい。本番の作品展示会ではうまくいったそうです。メデタシメデタシ。(抵抗値やコンデンサー値はかなり許容範囲広いので全部同じにした。)

コロナは亡くなった人もあり、困ったもんですが、リモートでイロイロするきっかけにはなった。全く最後まで本人とは会うこともなくメールや写真や見本送っただけでここまで出来た!エライ!どっちが?(⌒▽⌒)!

ラフィーユのご馳走

ラフィーユのランチです。アル時はある(当たり前だ!)坊津の車海老です。早めだったのでウヒヒ。養殖できれいな海と夜の灯がないのが😋美味しいクルマエビの条件だそうです。灯りは禁物だそうです。

おうちにお土産の うみべのごちそうはちみつ 。ラフィーユの敷地で飼っているミツバチのです。留守の面倒見てくれたご近所3軒にも配りました。

オーナーはお菓子担当で洋食シェフは甥っ子さん。でオーナーが晩御飯の和食に誘ってくれました。(地元のお客さん相手なんで、これはこれで絶品なんですが和食は出してない!(⌒▽⌒)アハハ!)貝と鰆が絶品でした。ラフィーユの最初の坊津の道路沿いの店に素潜りと釣りの後みんなで行くのがうん十年前の週末のルーチンでした。お互い年取ったし、店の周りはますます秘境化と。でもずっと住んでるオーナはさほどとは思ってないと、(⌒▽⌒)アハハ!。なにより子供の頃から海辺はそうそう変わっていないようです。当たり前!(ただこの海水も土砂流失なんかの影響は大きいそうです。)

ホントは絶品の鰹もあったのですが、なんと目でネコが咥えてえていって、でも子猫にあげてるので取り上げるわけにも(⌒▽⌒)アハハ! バナナの木の下で彼らも豪華な晩御飯。

 

ラフィーユの海

小さな港、浦尻港の防波堤付近からみたラフィーユ。低く黒い屋根と緑の床で木々に隠れてよほど知ってないとわからないですね。海岸の木々は高潮除けの大事な意味があります。まず浦尻港の入り口から

ここに隠れてる。すぐ先の堤防から写してますが、でもわからない。

浦尻港の船をあげるスロープ付近からラフィーユの左手方向です。

小魚が群れて団子の様

無論ワタシには釣れないが、恐ろしい大きさのダツがルアー追っかけてくる。っ怖いやら、でも掛かってほしいやら。複雑(⌒▽⌒)アハハ!

学会Zoomで聞いていたので竿を置いてコメントをスマホで入力。最近ソフトバンクの中継塔できたらしく小名浜の自宅より電波強い。おかげで外国人移住希望者あるとのことです。私も冬はここがいいな。😺やメダカどうするかだけど。

海辺のCafeラフィーユ

坊津の入り口の海辺のカフェレストラン ラフィーユ のウッドデッキから

まず左手方向

真ん中付近から

右手 浦尻港の堤防方向 スマホの広角では3分割でないと写せません!

アロエの多い段々畑の農道を海えと降りていく。まさかこんなところに?でもそもそもオーナーさん一家は子供の頃はここに住んで、泳いでいたそうです。最後になってもここを守っているのですね。

天気のいい時は無論、ウッドデッキ一押し

枕崎から坊津へ耳取り峠付近で海の段々畑を降りていきます。軽自動車SUVなどの方が楽、大型普通車は大変。特に段々畑でない方の道は離合困難です。それと木曜金曜休みなんでせっかく来たのに!にならないように。また土曜日は大丈夫ですが日曜日は混んで入れないことあるそうです。

 

開聞岳と大和慰霊と枕崎駅

南薩の名峰 開聞岳

まずは坊津から 耳取り峠 遠望

枕崎のさらに開聞岳側、南九州市、定番の番所の鼻

枕崎市に戻って、火の神公園の平和祈念展望台、いわゆる大和特攻の犠牲になった第二艦隊の慰霊。

生き残った乗組員の沈んでいった船の仲間への慟哭の慰霊献灯、若い夫の為の妻の献灯。

そして、慰霊鎮魂に愛国喧伝宣伝は決してしてはならないこの注意書き。慰霊鎮魂は何より哀しい事実を透明に伝える事。

終着駅 枕崎駅

 

007は2度死ぬ!

不死身のショーンコネリーさんも今は地球上にはいない。

秋目の浜はよく見えるけど。ボンドガール浜美枝さんのサインがない。(;´д`)トホホ

坊津あちこち

坊津の港の宿から。ゲストハウス。

 

坊津で一番風景が好きな砂浜。坊津の浜はそれぞれにいいところがある。坊津歴史資料センター輝津館の海岸側にあります。

建物は市民病院。

トンネルがあたらしくできる前の海岸道の先にある丸木崎展望所、絶景

泊浦、湾の出口の養殖の筏。ゆえにここの湾内はあまり釣れないと親切な養殖業者の人。やはり釣りは坊浦らしい。あぶないけど堤防にソコソコ釣り人がいる。でも私の仕掛けみて、それじゃ瞬殺と笑う。ここら辺舐めたらいけんど。

その先の丸木浜。友人と何度も素潜りした。

鑑真記念館付近 007の聖地、これは別に

久しぶりの鹿児島

久しぶりの鹿児島。

宿から市電停留所。でもトコトコ、ペコタンと歩く。

電車道と反対側の商店街。

日本で最初と有名なストリートピアノ。5時過ぎだったので弾けないけど満足。

定番 甲突川からの桜島

さて母校の本学キャンパス

大通りです。

図書館

この先はかつては大学行事で多用された大集会室(旧アジア会館)

懐かしい 大学会館 喫茶ガロア

2と3次元のCT再構成におけるラドン変換とフーリエ変換と散見される誤解について

1年ぶりくらいの発表。かなり毒があるけど、やたら”3D”CTと喧伝する歯科用CTの現状で混乱は避けたいのでワクチン?

CTの再構成について臨床側にはかなりの誤解がある。数学的原理と、実際の機構や投影測定時の雑音などに対する安定性の要求からなされていることがごちゃごちゃだ。これらは、わからなければ、例えば簡単にネットなどで検索できる。CTでノーベル賞を受賞した CORMACKの受賞講演(EARLY TWO-DIMENSIONAL RECONSTRUCTION AND RECENT TOPICS STEMMING FROM IT,Nobel Lecture, 8 December, 1979 by ALLAN M. CORMACK)等を読めばそれでいいし、専門外には困難かもだが、有名な物理学会誌の2つの論文読めばいい。それでも無理なら潔く混乱・誤解の元を作らず、メーカー技術者に依頼するのが良い。無論一般臨床には不要かもだが、画像専門家としてCTについて講義したり講演したりするのなら最低限のマナーでは?推薦してる本はもう理工系ではいまさら学会発表?の”フーリエ解析入門 プリンストン解析学講義1 エリアス.M.スタイン ラミ.シャカルチ 訳 新井仁之 杉本充 高木啓行 千原浩之 日本評論社 東京”

CTは360/180度方向の全周全体の投影データがあれば数学的に、、はよく散見されるマチガイである。2次元では数学的にはドーナッツ🍩型でも切ったケーキ🍰型でも可能。蚊取り線香のように外から再構成の説明

ただし測定誤差に大変弱いので、実際には機構面からも容易な全周の全体を投影する必要がある。コ―マックは最初の論文はドーナッツ🍩型、で安定しないとの批判で次は視野全円〇のスキャンを報告した。ほかにも間違いは多い。要するにCT投影・画像再構成はなんでもかんでも360/180度のラドン変換・反転に帰着ではないのだ。ただここではいわゆる不完全投影はあまり触れない。

さてよくある線形代数的解法。2Dの普通の再構成ですら容易ではない。

これ一見、巨大な疎行列でも帯行列に、、、なってくれないのです。ですから計算にはCT投影の性質使った今では定番の配列と計算の圧縮が当然必要です。私の学位になった研究でも大変(あんまり数学では困るという査読の方が面倒でしたけど)でした。今ならLAPACKの拡張に帯行列でないのもありますが。

フーリエでのすこしごまかし?説明?答弁?投影はそもそもフーリエ変換ではないので2次元平面というかなり幸運な場合ですら?

”回転しながら投影するラドン変換”はフーリエ法では極座標-直交座標変換の問題(単なる変換誤差ではない不連続点ギッブス現象など)などイロイロあるが、特に重要なヘルガソン条件でみると

だから、CT再構成においてフーリエ切断面定理は、うるさく言うと

しかもラドン変換はそもそもn次元の被写体をn-1次元の投影積分するもの、画像再構成の反転公式もn-1次元の積分投影からn次元を再構成するもの。ゆえに2次元画像は経路に沿った1次元の投影積分データから再構成される。一方フーリエ法は1次元フーリエで多数方向から被写体n次元フーリエ空間を埋める。(説明ではよくフーリエ変換とラドン変換が都合よく混合されているが、実際の研究者や講義する教員や講演者でない、学生など向けのわかりやすい解説のためなら無論それもあり。)(きちんとした参考書はたとえばThe Radon Transform and Some of Its Applications, Stanley.R.Deans, Dover, New York, 2007 この本1983年から2回も復刊された名著。今はたったの17ドル95セント!95銭と!)。

しかし巷の3次元ばやりで浮かれると、大変な被曝の増加とそれに見合わない効果しか得られない。要するに臨床では、被曝低減のため、できるだけ(雑音などに対処しながら)過剰条件よりも必要十分条件側の投影で済ませたいのだ!おまけにX線減弱は単なる引き算でなく、対数というとても厄介な性質がある。地に足のついてない酔っ払い3次元の喧伝では患者は困るのだ。きちんと被曝と画質の検討が数学的に要求される。

ラドン変換からの”基本的”n=3次元画像再構成では全球上のn-1=2次元の平面の面積分からの反転となり、そもそも例えばフラットパネルのような2次元位置データを持つ検出器の投影データからではないのだ!つまりホントは現在のMDCTといえども、ほとんどラドン変換からみたら2次元の積み重ねでしかない。そして被曝低減からはこれが正しい。厳密解の無い単一円周軌道コーンビームCTの現状はこの近似フェルドカンプ解。(再度強調するとフーリエ法は1次元フーリエで多数方向から3次元フーリエ空間を埋める。)いずれにしても厳密解の存在する軌道は単一ではない。また被曝量は大きく異なる(X線減弱は指数・対数でありそのままでは線形ではない!)。

まあ、聴衆やメーカーを忖度期待で見くびって勉強しないで上から目線はダメだぞ!とシロートが勉強しないで上から目線で発表したから、数学者には怒られるだろうな。(;´д`)トホホだけど、でもたぶん副題 ”車輪の再発明 は恥?だが 役に立つ!” CORMACKはノーベル賞講演で先行数学研究をレビューしてそのフェアな姿勢は高く尊敬のマトになってきた。

Fourteen years would elapse before I learned that Radon had solved this problem in 1917.

なおチコチャンの替わりにコワレフスカヤ!にご登場願いました。

SIMDとOpen MP/Open ACCによるCT投影/再構成シュミレーション

うーん、FMA の効果と思っていたけど、その後のプログラミングからは、SIMD の効果{FMA 効果ならMP分(Max.≒10)x2倍なんで実際の66倍より少なすぎる!}とした方が用語的にはタダシイようだ、もっと具体的にAVX128かな?。題名訂正。Ryzen7が発売になったので、マルチコアの威力。あとPCを買ったのか2018年だったのでまだGeforceが馬鹿高でなかった。まあその前が970だったけど退職して貧乏なんで1ランク下の1060でした。

かなりはやくなった。

でも、OpenMP、OpenACC でよく言われるディレクティブを追加式ではダメ。完全に書き換え必要。でも退職後で以前のコードで知財権とか言われたくないのでどうせコードは書き換えるつもりだった。まあFORTRAN77・Fortran90 もいい言語だけど、modern fortran 移行も必要だし。(なおSIMDはやはりCの方がコンパイラだのみでソースコード直してしてはお願いの fortran より直接細かい制御できるので向いているよ~だ。でも大変みたい。)

予備検討。やはりRyzenは凄い

かなり重たいファンビームの実験。無論単純な画像のレイトレーシングではない。ファントムの元素の減弱係数はNISTに、エネルギーは10keV~120keVまで、0.1mm画素サイズ、0.05mmステップ、1600×1600画素720投影。2400チャンネルに1チャンネル3本の光子。セプターの考慮でパッキングレシオ75%、出力は870Mバイトもある。

投影はデーター重さからGefoceが振るわない(レイトレーシングコアもない機種だし)一方再構成はGeforceおそるべし。

まあ精度は、単精度倍精度が支配的なのは当たり前のこと。

 

いわき市におけるDIY と自治体貸与線量計による家屋線量低減(6)と各種農水産物の線量測定

まず高線量な粉塵をサーベイメータ無しで扱うことを避けるため、ふき取りの測定と、高線量な粉塵を避けるため遮蔽で対応する。現在は危険なCsMPの浮遊は庭には検出されていない。

庭木の燃焼灰には90Srが検出されている。宅地が造成された時期から大気圏核実験からのフォールアウトは絶対にありえないし、同時に測定した137Csと134Csに比率から原発由来は間違いない。なおこの90Srの値は原子力災害対策本部の公表データと良く一致している。

主にな農産物。伐採剪定を繰り返して何とか。なお測定はいわき放射能市民測定室に依頼しているので、できるだけ半導体ゲルマニウムでなくNAIにするため、下限値は大きく異なる。(本格的に食用を開始する場合には半導体ゲルマニウム)一番美味しいサクランボは、剪定で枯れる(桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿)。なお梅の果実に移行しなくても枝への137Csの移行は見られる。

防波堤釣りの結果はサバ、イワシ、スズキを対象に今年度も。

 

 

Interior CT! 綾瀬はるか+高橋一生さんの”天国と地獄”にインスパイヤ!

女刑事と殺人鬼?が入れ替わるとドラマになるのだが、、、
よろず演算は可換と勝手に決めている愚民のなんとオオイことか!
ハタと各種のCT画像再構成は逆ラドン変換を構成する3つの要素(微分、逆投影、逆ヒルベルト変換)の可換性が前提と気づく。綾瀬さんのドラマは脚本もいいな!
で学会で発表した。スライドのPDFの切り取りで画像小さい。

歯科で言う”小照射CT”=Interior CTの問題は数学的な補集合の解析が必要。この補集合=Hollow Projectionは実は、Interior CTと異なり、逆に数学的には完全な再構成が可能。昔々のこれにスガッタ私の論文。

(無論、実際は誤差で逆に酷いことに、ノーベル賞貰ったコーマックの最初の論文がそれで非難された。で2つ目の論文では現在の投影)

さてCT画像再構成についてラドン変換系と直接フーリエ系に大別してみる。
さらに演算の可換性があるなら、ラドン変換系では、逆投影の位置を変えた再構成が可能。ここではρフィルター法を。

ラドン系と、逆投影を陽に行わない、フーリエ系での解析も合わせてようやく、数学的な解析ができる。

*ヒルベルト変換は周期的電気信号の変化が振幅の変化なのか位相の変化なのかをみる”解析信号”で電気系ではよく出てくるが画像系ではなじみがない。でも調べれば山ほどイロイロですね。このようにフーリエから符号関数を経由して定義する場合もあり、フーリエ系の教科書には。

まず最初にFBP法による問題を、幾何学図形で示す。

ついでInterior CTと補集合Hollow Projection。

いずれも完全な再構成ができるならば、それぞれのROIのみに画像ができるはずである。無論そうはならない。補集合のHollowProjectionに本来ないはずの低周波数の歪があることがはっきり認められる。Interior CTでは構造によりマスクされ視覚的にはわかりにくい歪が補集合側で負に明示されている。

今度は(検出感度に下限設定)アーチファクトのある状態。

歪は双方かつ低周波のみではないことが明確である。

いよいよ重要な作用素の可換性について検討する。
逆投影作用を重視すると、FBPと逆投影作用素の位置が前後するρフィルター法による解析になる。

模式図と中間過程で違いを示した。

さて実例

逆投影では本来0であるべき補集合での部分はほぼ予想されるように低い値。一方ρフィルターの適応後では本来の作用である高周波での回復でなく低周波の歪が明白。やはり位置非依存と仮定して参照体で画素値の分析や補正は困難なのだ。

ついで陽にラドン変換を考えずにフーリエ変換のみの場合。
本来ルードリッヒの一致条件の成立が必須なので本来はNG。)


それゆえやはり投影データでは基本となり唯一の値であるはずの画像直流成分がうねる!のみならず低周波成分の盛り上がりが顕著。やはり画素値の分析や補正は困難。

補集合部分には位置依存性の濃度勾配が見らる。またフーリエ法は既知のごとく周期雑音酷い。

さて、いよいよ微分逆投影逆ヒルベルト変換法のシミュレーターの実装。Fotran90でコード。前回のある学会で提案したチンレスト(顎押さえ)と口腔内参照体でヒルベルト線をカバー。ここらの仔細は質問もあったので、次回発表しよう。
まずは、この先験的データを用いない=逐次近似をしない、1回の微分逆投影逆ヒルベルト変換法。ROIについては、完全投影とInterior CTとなる。補集合部分は無論論理的には再構成できないので。

カッピング効果は明らかに少ないようですね。一方、完全投影では演算範囲の長いフィルターBPより劣り、Interior CTでは演算範囲の狭い微分(離散系では差分)なんでカッピング効果が少なくて良いという数学的性質が明確に。

本番は、この既知情報を用いた逐次近似法。
逐次近似は一般的なPOCS法。
ただ、Interior CTでは単位円にのみ画像があるという条件は成立しない。

で追加の先験的情報の設定。辺縁の安全域は10%設定
逐次近似では系の安定性が問題たが、やはり倍精度でも5%程度に抑えるのが限界。(これは離散系では特異値処理が困難であることからだろう。)

最後の逐次近似の結果。

逐次近似どころか1回の補正のN=2でここまで。しかしPOCS法は極めて強力であるが、やはり強力さに常に相反する過補正や発散がすぐ起きるので対策が必要なよう。

FCR-CT!昔々、、今に至る。。And to be continued!

そもそも、最初は核医学でSPECTをテーマにしていたが、歯科での核医学設備の維持は2重投資で先はないと。やはりFCRやCTがせいぜいと思っていた。そこでFCR利用して歯科用CT。ただし研究はほとんど数学。当時はEM法などは医科でも未知の世界。IEEEが頼り。歯科医より数理したかったのでこれ幸い。

原点の歯科用CT実験機

フラットパネルディデクターの無い時代なんでFCR利用。最初の頃、再構成にかかる時間は、FCRの12インチ!の光ディスクを共同研究者の富士フィルムA研究所に送り、磁気テープに変換。これを送ってもらい、鹿児島大学総合計算センターにもっていってIBMメインフレームで読み取り変換(できるので伝説的に有名な女性技官の方がその場でFortranプログラムで唖然!)、これをPCH98(やむなく私物でした!)で前処理して、1昼夜逐次近似(EM)法ですね。ほぼ1週間!

かなりの額の科学研究費6年近く頂いた。でも応援してくれる側と学内機構でもうグチャグチャ。最後の試験研究は額が大きいのと(実質個人研究では学内最高額)、面白しろそうだったのか、会計検査院本省から査察にくると内示もあり、若い女性の係官(初めての仕事だったそうだ!まあ手ごろなんでしょう!好意的でした)が指導?の上司と調べにきた。産学連帯のいまなら超もてはやされてだろな。。当時は、国費の科研費で特許をとるな!と厳命された時代。(これ完全に特許成立する内容!)

  

成果は北米放射線学会で採択なんで展示!あれ発表旅費は採択のワタシが貰うはずなのに!ヽ(`Д´)ノプンプン。親分が私費でいくんならとOKなんでその後1週間シアトル~カナダでのんびり遊んできました。当時の超多忙な医局ですが、誰も文句なし。

 

現在の被曝もアーチファクトも多い、なんのことはない、あるフラットパネルディデクターにあわせた歯科用CT軌道でなく2×8㎝の顎骨軌道。これは現在に至るまでワタシしか成功していない。。けど。。スライスは1mm画素だもんね。。(当時のCTは2mmだったんのでその上ということで、(⌒▽⌒)アハハ!)

ところがあっという間に海の向こうでSPIRAL-CTが実用化。おまけに歯学部世界初の導入が決まり、てんてこ舞い。(同時期にその凄さ見抜けず導入しなかったところは悲惨)ただ、同時にその凄さみてると、お話になりません。これは白旗。その後北大、医科歯科により高性能機が導入。今ではSPIRALでないCTはあるのかしらん。。

後日談。CT導入後安定したら開発元のドイツへ留学。研究と臨床で絶対に必須。(実際に多くの成果が上がった!)。無論、導入の利益誘導では困るので正攻法の文部科学省の留学。ところが学内選考、文部科学省選考OKで決定!なのに1名学内の担当者がギャーギャー(この権限もないはずの担当者の思い込みを抑えられない大学の統治機構はいかがなもの。これが当時の大学村!このご老人、大英博物館に留学決定の先生に、大英博物館は入場料とるから駄目だ!とまたいやがらせ。教員にイチャモンつけるのが生きがいの職員、技官の典型だが、本人はいたって規則順守?の正義に酔ってた!大学・公務員改革はある種はやむなしだったかも。)

制御は最新の16BitPC-ATと新たなOS、Windows でした!

 

Two-Step Hilbert変換CT画像再構成

かつて制限視野(小照射野)CTの問題に、投影データを偏微分し逆投影し”Hilbert画像”を再構成し、次に画像に逆Hilbert変換を行う方法を検討した。無論、当時の詰めはあまく、一部のみ。

CTは、投影(Radon変換)から、画像再構成(逆Radon変換)する。
逆Radon変換では投影データのチャンネル方向の偏微分をHilbert変換し、逆投影する。この厳密解法は特異点があり解の安定性やコーシ主値積分に問題がある。
通常の完全な投影データ(実は冗長)に対しては、偏微分とHilbert変換を1回の演算でおこなうフィルター逆投影(FBP)法が確立。

まずはコンピュータシュミレーションの蓋然性確認。ファントム(模型)画像に金属をおいたもので、アーチファクトの再現

視野の切り出しや制限投影

逆投影の制限でなく、制限投影(小照射野)=両端のデータもないとフィルター操作に大きな支障が生じる。画像の劣化は甚だしい。

さてNooらにより、不完全投影データに対してTwo-Step Hilbert 変換法が導出されている。ROI-再構成に完全投影は不要であると証明した。ただし条件がある。物体の境界の外側で0である拘束などの先験的条件である。(歯科用CTではさらに内部に既知の領域があれば、KUDOらの方法も使える。これは当時はKUDOの論文から言及のみに終わった。。ただしこの既知は幾何学性のみでなくCT値において多色X線エネルギーであるCTではなかなか容易な話ではないのだ。。)

 

投影データを偏微分した後に逆投影(Differentiated Back Projection)し、”Hilbert画像”を得る。ついで画像に逆Hilbert変換を行う。順序がポイント。

この補正項Ctの計算とか本来逐次近似の部分なんかを当時はえいやっと。きちんと計算する方法や、逐次近似法を考えるべき。画像には明らかに演算による方向依存性が!

  

完全な投影データ(冗長)ではFBPに画質は優れ実用的に問題はない。一方データに制限が加わった場合のロバスト性は現状でもこの方法が明らかに高い。

 

鰯が大漁!

昨日のイワシ、大量4㎏。海洋放出前の測定には十分!

ほかに上手い人はブリやヒラメ!

おまけにこの人、昨日は人まで釣ってる!(落ちた人助けた!)

竿は短いほうが、安全かつ釣りやすいと教わる。

でこの釣果!習うことが上達の秘訣

但しこの後の測定までの前処理がまた大変だ!夜中2時までかかった!

ベンガル語の歯磨き教室サイト

ようやく終了。HTML5,CSS3.0、Javascript、と好きになれない言語で読めない言語ベンガル語を画像で割り付けたE-ラーニングの作成にヘトヘト。それに数倍する資料の模型撮影やら映像資料の修正、トリミングの大変さ。。QRコードは開発元のデンソウウエッブさんのサイト、アンケート、アナリティクスはグーグル利用で楽でよかった。この世はフリーソフトのおかげは大きい。

最初はE-ラーニング用の教科書の電子化

クイズとか映像資料で

拡散用にQRコードで長すぎるサイトのURL対策。もともとはできるだけ内輪のサイトにするつもりだったので長く覚えにくくしたのだが、コロナで事情一変。

アンケートは定番のグーグルフォーム利用。アナリティクスのコードも

ここがベンガル語を画像で張り付け、Javascriptで処理。。

でもアンケートの結果返信は、私が自分でテストした1つだけ

サイトの閲覧も、日本、アメリカ、の次。日本の1/4程度しかない。(;´д`)トホホ

小名浜自宅や海の汚染の研究発表(その5)

家屋内の換気扇などの汚染には、放射線専門家の私でもビビる。

県と違い、政府系の機関の丸め込もうという発言は非常に不愉快。こっちが専門的に対面で詰めるとグウの音もでないが、公開の場などではどうして平気でごまかすのだろう。変なもの持ってくるな、国の機関の専門家とやらはもうお互いわかり切った説教を言うのも嫌な気になるので来なくていいです!ワタシ専門家です!と断っても説明に来たいと押し寄せてくる。一方公的なところでは逃げまくる。イヤハヤ。

この外部線量が決して大きくならない粉塵の危険性をなぜ鉛ガードの重たい土壌測定器を担いできてはかろうとするのか(出るはずないのでごまかせるよね)。イヤハヤ。おまけにきちんとしたラボ測定データでてから県には連絡しているのに!

小名浜自宅や海の汚染の研究発表(その4)

いろいろはかったが結局一番危険なのは、事項当時から残った家屋内のとりにくい場所の粉塵汚染と判明。半端ない。おそらくセシウムベアリング(NHKはボールといってた)。ふき取りでないとわからんし、子供の肺吸入が非常に懸念される。

小名浜自宅や海の汚染の研究発表(その3)

面汚染の特長で垂直方向への減衰が少ない。

庭の池が庭の線量低減に有効。結局庭いじりするワタシは池を3つ作った。

さらに蚊は増えないようにメダカも。交換する水用にさらに大きな桶2つ。

花壇も!

測れない屋根の汚染が2Fの天井近くの測定値から推定される。思った通り

小名浜自宅や海の汚染の研究発表(その2)

まず基本になるのが自宅土壌の汚染。既に発表のデータと矛盾なし。

個人線量計がどこまで空間線量計の代用になるのか?またそのための測定方法は? なんとか使えることは判明だが、サラッと測れることの代用にするにはかなりの労力が必要。データシートに書き込んで30回の平均出さないといけない。

Fortranで測定困難な部位を補間して出す。屋外の線量の高いところは意外に地形から推測される実情に合ってる印象。屋内は無理。

小名浜自宅や海の汚染の研究発表(その1)

いわき市支所で借りれる個人線量計が何のことはない一般市民の測定できるすべて。酷い呆れた話。個人線量計で空間線量計でないので除染は大変(本来無理)。でもどうにかしないといけない

私のすることなんで、まずFortran使って計算であたりをつける。

面対策でないと無理は経験的に言われていること。。

それは正しかった。

ピカピカ

医学関係の模型は昔は馬鹿高かったが、今の安さにびっくり。30代の頃ドイツから現地では合理的な価格のプラ頭蓋骨模型持って帰ったら、不慣れな空港係官は騒いだが、慣れた係官は日本人はいつも持って帰るとメンドクサソウニすぐOK。いまは通販でさらにびっくりするほど安くなったのでイロイロ遊べる。色の違うLED(暖色系と冷色系)でライトアップ。

スーパーマリオネット

福島県といえば特撮、円谷英二。福島空港は実は仮の姿、本当は科学特捜隊本部兼ウルトラ警備隊基地。

まあ、着ぐるみで実写はできないので、サンダーバート模型。国際歯磨き隊。


骸骨はわざと見える紐で 太いロープ感!

巨人ガシガシロボットの歯磨き整備中?


歯磨きしない悪い骸骨を捕まえたでもいいか!

解剖学習用なので上顎は片側にして口蓋内を明示

最後はめでたしめでたし!

サンダーバード ベンガル湾より帰還せり!

JavaScript

Covid19で活動できないので仮想アプリ作成。

バングラディシュのJICAの歯磨き教室クイズ用。

やはりCompiler派の私にはInterpreterはおろかScriptは合わない。

簡単なようで、少し複雑になると手に負えなくなる。各種のお金や商品の関わるサイト作成のエンジニアは大変な仕事ですね。

おまけに反応解析しても良くないようだ。無論テスト用でおかしな英語なんで。

おめでとうございます!とはいかない。ここらで一休み一休み。