歯科領域のCTのメタルアーチファクト対策に安易に2D収集軌道を追加することに対する懸念

いったいなんにゃ!

久しぶりの口演発表だがコロナでハイブリット、で演者がいるのに事前の動画での発表。まあこれも時間を守るのには良いかも。 前日はZoomで鹿児島坊津で釣りしながら。まあ退職者なんで好き勝手できる。計算は重たい部分はやはりmodern Fortran で表示系はC#です。

メタルアーチファクト対策にやたらと軌道追加しても容易でないよ!被曝増やすので、きちんと今までのやり方踏まえたうえで!という発表。ギリシャ神話で有名な”機械仕掛けの神 Deus ex Machina ”が降臨! 黄門様の3D印籠では困るのだ。ギリシャの話は訳アリ。でも絵画はパブリックドメインのを使用してます。念のため。

この雑誌は内容も素晴らしいIEEEのオープン版なんで普通の歯科医でも料金なし、図書館でなくても読めるので、いつも説明用に。

本来ならサイノグラムくらいは時間もったいないので説明省きたいか。

これは意外と抜ける話なんでいつも必要。ラドン変換の因果律も。

この積分幾何学の大数学者ヘルガソンの条件とラドン変換の因果律をみたす数式はとても大変なのと、投影測定雑音にとても弱いので実用にならない。

これをアレキサンダー大王が結び目断ち切ったように、かのカレンダーが果敢に線形補間して最初の実用手法。

余談)これ知らんのは困るのだが。。最も重要な専門誌たった2ページ!

で線形補間の話

ここで意外にアーチファクトは減るのだが、厄介な2次アーチファクト!

ついで計算かなり量が増えるが初等数学的にはスコシまともなサイノグラムの初歩的補間、、、

のはずが、、単純なサイノグラム補間ではむしろダメ!(無論今はノーマライズドMARといってもっと高度な方法で、”補間”でなく本来の投影成分を”復元”している。これはかなり前に特許とかにもなってる。あとで解説かな。)

かなりひどく見えるサイノグラムとよさげなサイノグラムだが、あれれ。再構成すると結果は逆!

でも2次アーチファクトは危険な誤診の元なんで画像をいいとこどり合成している。(なおアーチファクトの主な原因のメタルなどの位置推定はかなり重要かつ厄介なアルゴリズム必要だが今回は省略、発表時間7分しかないので!)

で最後のはなし。画像合成という甘い罠に浸かりすぎるとアーチファクト避ける方向のスキャンと称してもう全球スキャンになりかねない。で効果は低いは被曝は軌道に正比例して増える。

無論、きちんとした最新の研究者の話にただ乗り、悪乗り、味なし海苔はいけないので、ポンコツがすこしずつ、愚痴の発表かな。

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