電子工作遠隔授業

大学早めに辞めて5年以上。授業なんてもどうする?とはいうものの コロナ下での遠隔授業の手伝いはしていた。(なんとバングラディシュのダッカと国内結んでのZoomでJICA国際貢献の特別講義の黒子と通訳を2回)。今回は東京の知人の中3のお子さんの夏休みの工作の手伝い!なんと博多の学会でお父さんから頼まれた!

本人の希望は私の世代には懐かしい”大陸横断ウルトラクイズ”式の早押しクイズ用スイッチ。久々にブレッドボードで試作して見本をゆっくり作る。

無論、事前に論理回路を検証してもらうため、まずSimcirJSのサイトを教えて設計や検証を習得してもらう。なにやら東大でも授業で使っているようだ。通常は負論理設計だけと、本人が考えた正論理(ANDとOR)主体で設計検証。IC増やしたくないのでNORも止む無く。

ソフトの次は、定番のLチカ(LEDをICやトランジスタで駆動させる初歩の初歩)をまず作ってもらい、テスターの使い方覚えてもらう。(やはりテスターのヒューズは1回飛ばしたらしい。Lチカの時に起こすのは後よりかなり良い)

電子回路はソフトだけではダメで、プルアップ、プルダウンなど電源投入時やノイズ対策も必要。これは中学生が自力では無理なんで、部品通販定番のマルツさんのホームページの図使って説明。回路図は水晶堂さんの回路図エディターで書いた。3回答者と4つ目は審判用のリセット回路

この見本から、がんばって、正解回路やブザー回路もつけたらしい。本番の作品展示会ではうまくいったそうです。メデタシメデタシ。(抵抗値やコンデンサー値はかなり許容範囲広いので全部同じにした。)

コロナは亡くなった人もあり、困ったもんですが、リモートでイロイロするきっかけにはなった。全く最後まで本人とは会うこともなくメールや写真や見本送っただけでここまで出来た!エライ!どっちが?(⌒▽⌒)!

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